通販物流・ビジネス成功の必要条件①
京都・滋賀 関西発おもてなし発送代行のロジ・ウエイズです。
営業の増田です。
先日、通販物流に関わる展示会に参加したところ、興味深いデータを見つけましたのでご紹介致します。
「通販は毎年市場規模が拡大している成長産業であり、経済産業省の報告書によると、平成24年度（2012年度）の個人向け通販市場全体の売上高は 推計9兆5,130億円で前年比12.5%増である。平成20年度（2008年度）の売上高が6兆890億円であるから、この5年間で市場規模は1.5倍 になっている。そういった市場のなかで、当然通販物流も付随し成長を遂げている。
通販における物流コストは輸送費（配送費）54.05％、保管費14.57％、荷役費21.2％、包装費2.42％、物流管理費7.84％という構成比となっている。物流コストの半分以上は配送のコストであり、配送業務のほとんどは宅配会社に委託している。
残念ながら通販業界では、新商品の企画・開発、カタログなどの広告媒体といった『商流』は重視されるが『物流』は軽視されがちである。物流は売上を 拡大したり、顧客満足度を高めるサービスであるということがまだ認識されていない。そのため大手物流会社が行っている発送代行業務は、商品（完成品）を預 かり、包装梱包仕様を選ぶ余地もなく早く送るだけで、“配送”に注力するというのが一般的である。」
通販物流では、宅配便を使用した”配送”がメインであり、発送代行業務が他社との差別化や顧客満足度の向上を図るうえでは今後はキーポイントになるそうです。
まさに弊社のサービスである ”おもてなし発送代行” の出番です。
次回は、【売上と営業利益と物流コスト】について具体的な数字をご報告させて頂きます。
ロジウエイズのご紹介
私ども「ロジ・ウエイズ」は、内職加工・流通加工等の物流業務を通じて様々な企業様の「ものづくり」を徹底サポートすると共に、働きたい人に働きやすい環境を提供したいと考えております。
今日、経費削減を迫られる企業様にとって人件費（固定費）は会社運営にとって大きな問題となっています。その対策として 賃金の安い海外に加工を任せてしまうと品質に問題があることが多かったのが実情です。しかし、社内作業を内職作業に移行することで、福利厚生費や管理費な どが削減でき、コストダウンが確実に可能になります。
また一方で、国内には企業に働きに行きたくても行けない主婦や高齢者、障害者施設など身近なところに貴重な労働力が眠っ ています。そういった人たちに「内職」という形で仕事を提供することで、貢献することもできます。当社ではそれぞれの力量や家庭の事情に合った仕事を様々 紹介しております。
それができるのも、グループネットワークを持っているからこそです。急な加工仕事はグループの力を使って、大量ロットも 短納期で納品が可能です。たとえば過去には全国へ発送する粗品タオルの包装加工を依頼され、グループ内の内職600人で対応したところ、従来の半分の納期 での納品ができ依頼主様より大変喜ばれたことがございます。
さらに当社では「簡単な手作業だけ」とか「少量の仕事しか任せられない」といった従来の内職のマイナスイメージを覆すべ く、品質管理や技術力の向上にも努めております。今後はさらに個々の労働者の技術を高めて「ものづくり」の下支えとなることで、企業価値を高めていきたい と思っております。また、障害者施設では「内職が忙しいとやりがいがある」と生き生きと作業に当たっていただいております。働きたい人へ仕事を提供するこ とで、さらに「生きがいややりがいの提供」ができるよう、努めていきたいと考えております。
